

パルコンの主要素材はコンクリート。
軽量化、デザイン性など多様な視点からの開発。
コンクリート+鉄
コンクリートに鉄筋を埋め込む鉄筋コンクリート。両者の組み合わせは偶然ではありません。コンクリートは圧縮する力に強く、鉄は引っ張る力に強いという性質を備えるため、ふたつを組み合わせた鉄筋コンクリートは圧縮にも引張りにも強くなります。さらに空気に触れると酸化してしまう鉄筋をアルカリ性のコンクリートが覆い包むことで錆びにくくしています。加えて鉄筋は火災などで高温にさらされると比較的短時間で強度が低下してしまいますが、コンクリートが鉄筋を熱から守ることで火災にも強くなります。また、ふたつの素材は温度変化による膨張率や収縮率がほぼ同じ。これが違いすぎると変形の原因になり、建物寿命を縮めてしまいます。コンクリート+鉄。パルコンが「3世代住宅」を名乗れる大きな理由です。
人工軽量骨材
パルコンの大型コンクリートパネルは2種類。ひとつは普通コンクリート、もうひとつが高層ビルなどに使用される軽量コンクリートです。軽量コンクリートに用いられる人工軽量骨材は頁岩などを焼成してつくったもの。内部に空隙を多数持っているため、軽くなります。それぞれの特徴が生かせるよう、パルコンは2種類のコンクリートパネルを適材適所で使い分けています。
N(ニュートン)は力の国際単位であり、1N≒100gf。
※基礎コンクリートの設計基準強度は上記と異なります。
レリーフ模様
コンクリートパネルは標準で120㎜厚。高密度の素材は細やかなディテールを持たせることができ、パネル自体に立体感あるレリーフ模様をつけることも可能にします。さらにこのパネルは大型で強度も十分な構造体。そのため外壁に質感あるタイルを1枚1枚貼ることもできます。
固練りコンクリート
現場打ちの場合は型枠のすみずみまでコンクリートが充填されるよう、重量比で水セメント比が約55%程度という流動性の高い軟らかなコンクリートを用いるのが一般的です。これに対して、低層住宅に用いられるプレキャストコンクリートは水セメント比が約40~45%程度。
水量が少ない固練りのコンクリートを型枠に打設。型枠そのものを振動させることで密度の高い高品質なコンクリートが成型されます。
ワイドフレーム&ワイドスラブ
最大で幅5mを超える大開口、ラーメン構造のワイドフレーム。
現場打設の鉄筋コンクリート造高層ビルで用いられることが多いラーメン構造。これを工場生産によるプレキャストコンクリート工法として住宅用に開発しました。パルコンのボックスフレームに組み込むことで、構造体が受ける力を柱・梁にバランスよく分散させ、これまで以上に大きな開口を可能にします。2台駐車のビルトインガレージや明るい店舗設計など、可能性がさらに広がります。
最長5m を超える大スパン、大型床板のワイドスラブ。
ワイドフレームと同時に大空間を生みだす大スパンの床板であるワイドスラブも開発しました。広いリビングやフレックススペースなど、より自由な空間活用を可能にします。



