災害への強さ|火災に強い

耐火性

コンクリートは
火災に強い

コンクリート住宅「パルコン」は

最高レベルの
耐火性能を誇る、
コンクリートパネル。

外部からの火災を食い止め、
万一の内部火災でも各部屋の梁部分が
炎を食い止め延焼を防ぎます。

Palcon QUALITY

POINT

1000℃の火に2時間以上耐える。
耐火性能は実験で証明済。

最高レベルの耐火性能を誇る「パルコン」のコンクリートパネル。バーナーで最高1000℃まで加熱後、コンクリートパネルの影響を調査した実験では、1000℃の火にさらされて2時間以上経過し、コンクリートパネルの表面温度が1000℃になっても、耐力は低下しないことが確認されました。

※1000℃は、パルコンのコンクリートパネルに対して、ISOの規定に添って実験した実施した耐火試験によって確認された値であり、建築基準法に定められた基準に対しては、2時間耐火条件をクリアしています。なお、2時間以上燃え続ける火災は、極めてまれです。

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Palcon QUALITY

1000℃の火に2時間以上耐える、耐火性能は実験で証明済。
延焼を防止するコンクリートパネル。

火災の際の燃焼温度は1000℃以上と言われています。コンクリート住宅「パルコン」では、ISOの規定に添って耐火試験を実施。耐火レンガでできた加熱炉にパルコンのコンクリートパネルをセットし、フタをしてバーナーで最高1000℃まで加熱後、コンクリートパネルの影響を調査しました。その結果、1000℃の火に2時間以上耐えることができるコンクリートパネルであることが確認されました。通常では、2時間以上燃え続ける火災はほとんどなく、コンクリート住宅「パルコン」には万全の耐火性能が備わっていると言えます。

コンクリートパネルの耐火試験(ISOの規定に準じた試験)

加熱中

加熱後

Palcon QUALITY

自宅からの出火はもちろん、
隣家からのもらい火にも安心。

コンクリート住宅「パルコン」は、建築基準法に定められた基準を無条件でクリアした耐火構造。床も壁も屋根も、厚さ100mm以上で2時間耐火の条件を満たし、準耐火構造60分を掲げる木造や鉄骨造の住宅とは大きな耐火性能の差があります。また、鉄筋コンクリート造における耐火構造の基準と比較しても、コンクリート住宅「パルコン」の壁パネルの標準厚さ140mmは、1時間耐火構造における厚さ70mmの2倍、2時間耐火構造における厚さ100mmの1.4倍と、余裕十分な厚さです。

※耐火建築物とする場合は、屋内の階段を鉄骨等にする必要が生じます。

■ 耐火構造の厚さ(mm)基準

平成12年建設省告示第1399号より

パルコンの壁パネルと他外壁部材との厚さ比較

一般的な住宅の外壁部材としては、サイディングが厚さ14mm~21mm、ALC板が厚さ75mm~100mmであるのに比べて、パルコンの壁パネルの標準厚さ140mmは、圧倒的に厚いことがわかります。

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POINT

万一の火災の際、
外部からの火にもしっかりと耐える。

コンクリート住宅「パルコン」は、火災をくい止める延焼遮断帯※1として機能し、万一の火災の際の延焼を抑えます。延焼の恐れは1階よりも上階の方が大きいと言われ、さらに軒裏の通気口は、隣家からの火災では最初に高温にさらされ、そこから内部に火が進入して延焼※2の原因に。しかし、コンクリート住宅「パルコン」では、そんな心配も無用です。

  • ※1延焼遮断帯とは、延焼を遮断するために設けた地帯です。
  • ※2屋上に木造の置屋根を設置した場合は、この部分に対しては延焼の恐れが生じます。

火災家屋からの距離と温度の関係(日本火災学会火災便覧より)

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Palcon QUALITY

内部出火に対する対策も万全。
都市の不燃化にも寄与。

近年、地震時の火災拡大への対策が強く求められています。そのためには、都市の不燃化を進めることが大切です。統計からは、コンクリート住宅「パルコン」のような耐火構造の建物なら、焼損床面積が小さく火災被害が少ないことや、外部への延焼率も大変小さいことが読み取れます。都市の不燃化にも寄与します。

■ 火元建物の構造別被害状況

令和3年版消防白書より

  • ※1延焼率は、火元建物以外の別棟に延焼した火災件数の割合
  • ※2延焼件数は、火元建物以外の別棟に延焼した火災件数
  • ※3焼損床面積は、焼損した空間を便宜的に捉えて算出する面積(床が燃えた面積ではない)

内部火災の拡大を食い止める
構造区画

壁式鉄筋コンクリート構造のパルコンは、各構造区画において、壁の開口上部の梁部分が炎をくい止める役割を果たし、床や屋根のコンクリートパネルが一体となって、隣接する構造区画への内部火災の拡大を防ぎます。

コンクリートパネルが内部火災の拡大を防いだ事例

コンクリート住宅「パルコン」において、2階から出火した火災事例では、出火した部分の天井は、石膏ボードが焼け落ちたものの、構造体のコンクリートパネルには影響がありませんでした。消火活動で2階は水浸しになりましたが1階には及ばず、2階のリフォーム工事を行って新築のように生まれ変わりました。

被災直後の外観

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Palcon 絶強 コンクリート住宅