風雨に強い家

最近では、異常気象の影響もあり台風や竜巻などが時期を問わず頻繁に発生しています。その際に発生する暴風による家屋の倒壊や、飛来物による被害も非常に深刻なものになっています。壁式鉄筋コンクリート構造のパルコンは、その構造から耐風性能も非常に高く台風や竜巻等の風圧にも余裕で耐えられます。

暴風

60m/秒の風圧にも余裕で耐える、パルコンのコンクリートパネル
壁コンクリートパネルの水平耐力は、木造住宅の壁倍率5の耐力壁の20倍相当、超大型台風や突風にも耐え抜きます。

水平耐力295kN/mだから、超大型台風にもびくともしません。

風により建物に加わる力は、建物の構造に関係なく、風が当たる面積で決まります。例えば、幅8m程度の2階建住宅に60m/秒の強風が吹きつけた場合、建物全体には約8t(約80kN)もの力が加わることになります。鉄筋コンクリートの家パルコンの壁のコンクリートパネルは水平耐力29.5t/m(295kN/m)であり、長さ1mで60m/秒の風圧力の3.7倍相当の力に抵抗することができるという計算になります。これに対して、木造住宅における壁倍率5※1の耐力壁の水平耐力は14.7kN/m※2、約5.4枚※3(約5.4m)以上ないと60m/秒の風圧力に抵抗できません。

  1. ※1.壁倍率は、地震や風に対する安全性を確かめる簡略計算(壁量計算)に用いられる値であり、長さ1mの壁の強さが1.96kNに相当する場合を壁倍率1、上限を壁倍率5としています。
  2. ※2.水平耐力(降状耐力)は、壁倍率×1.96kN×1.5であり。壁倍率5の耐力壁の水平耐力は、5倍×1.95kN×1.5=14.7kNとなります。
  3. ※3.風圧力80kNに対して、80kN÷14.7kN≒5.4枚となります。
  4. ※4.壁倍率5の耐力壁の水平耐力14.7kN/mに対して、295kN/m÷14.7kN/m=20倍となります。

  5. ※【N(ニュートン)・kN(キロニュートン)】国際単位系(SI)における力を表す単位。1Nは1Kgの質量の物体に1m/s2の加速度を生じさせる力であり、約0.1kgに相当し、1kNはその1,000倍となります。
▼同面積の壁に風速60m/秒の風が吹きつけた場合の比較イメージ
同面積の壁に風速60m/秒の風が吹きつけた場合の比較イメージ

木造住宅の10倍相当の耐風性能、暴風や突風、竜巻にも心配はいりません。

地震力の大きさは建物重量に比例し、風圧力の大きさは風が当たる外壁面積に比例します。一般に、重量が大きい鉄筋コンクリート造は地震力に耐えられるように設計された結果、風圧力には余裕で耐えられます。同じ規模で外壁面積が同等となるパルコンと木造住宅では、耐風性能の差は10倍相当にもなります。

  1. ※当社設定のモデルプランのデータにもとづく値であり、建物形状等によって異なります。
▼耐えられる風圧力に対する比較イメージ
耐えられる風圧力に対する比較イメージ

近年増加傾向にある竜巻は、遠心力が加わることで速度圧の1.5倍もの力となり、その上昇力と飛来物によって甚大な被害をもたらします。竜巻の多発する米国ほどには至りませんが、日本でもF3クラスの竜巻が発生しています。飛来物でサッシュや外壁が破損され、建物内部に風が吹き込んでしまった場合には、風の勢いが倍増して庇や屋根を吹き飛ばすといった被害に拡大します。災害に強いコンクリートの家パルコンでは、コンクリートパネルの屋根が吹き飛ぶ心配はありません。

▼日本版改良藤田スケールにおける階級と風速の関係

平成27年12月、気象庁より「日本版改良藤田スケールに関するガイドライン」として発表され、平成28年4月より、これを用いた竜巻等突風の強さの評定が開始されます。

日本版改良藤田スケールにおける階級と風速の関係

多種多様な自然災害に耐え抜き、大切な生命や建物を守り抜きます。

様々な自然災害に対しても、優れた安全性能を発揮する壁式鉄筋コンクリート構造のパルコンは、建物全体が強固に一体化されているため、突風にはびくともせず、津波や土石流にも流されなかった実績があります。浸水に至るような水害に対しても、鉄筋コンクリート造の構造体そのものが損傷・劣化することはまずなく、浸水による嫌な臭いにもこの構造体であれば比較的対応が容易です。

  • ▼大型台風に伴う暴風雨と飛来物にも耐えたパルコン

  • ▼推定瞬間最大風速109m/秒の竜巻にも耐えたパルコン

  • ▼東日本大震災の津波にも耐えたパルコン

豪雨

屋上からも、外壁や基礎からも水を通さない、パルコンの防水性能
屋根・外壁を大型コンクリートパネルで構成、変位が小さい鉄筋コンクリート住宅だから可能な防水工法です。

継目のない屋根面のウレタン塗膜防水は、変位が小さい鉄筋コンクリートの家パルコンに適した工法です。

鉄筋コンクリートの家パルコンは、台風や梅雨など雨が多い日本の気候風土に対し、ウレタン塗膜防水を採用しています。ウレタン塗膜防水とは、複層のウレタンゴム系防水材にトップコート(仕上塗料)を塗り重ねた防水工法です。この工法は、シート防水と異なり、継目のない連続した防水層を構成します。変位が小さい壁式鉄筋コンクリート構造のパルコンだからこそ可能となる最適な防水工法です。

  • ▼ウレタン塗膜防水の施工状況

    ウレタン塗膜防水の施工状況
  • ▼屋根面のウレタン塗膜防水仕様

    屋根面のウレタン塗膜防水仕様

ウレタン塗膜防水は端部の施工が合理的、点検・メンテナンスも容易な納まりです。

陸屋根の防水としては、伝統的なアスファルト防水、シート防水、塗膜防水、FRP防水といった工法が開発されてきました。そのうち、鉄筋コンクリート造の建築物には、主にアスファルト防水と塗膜防水の2種類の工法が普及しています。いずれも技術的な進歩があり、平らな一般部の耐久性は高いレベルに達していますが、問題となるのは接合部、特に端部です。アスファルト防水においては、端部に高い立ち上がり(パラペット)が必要となったり、金物で留め付けたりする必要が生じます。この点、塗膜防水は、コンクリート表面に防水層が密着するため、端部を留め付けるための金物は不要で、施工及び点検・メンテナンスが容易な納まりになります。

目地シールの伸び縮みはほとんどなく、外壁も基礎も外装被膜で保護します。

防水対策をより万全に行うためには、雨が外壁面から侵入するケースも想定しなければなりません。外壁面からの水漏れを防ぐ最大のポイントは、外壁部材のジョイント部を埋める目地シールです。鉄骨造や木材の軸組工法では、地震などの揺れによって構造体と一緒に外壁部材が動き、この状況が繰り返されると目地シールは切れてしまい、切れ目から雨が侵入して漏水状態に至れば、建物の劣化につながりかねません。これに対して、壁式鉄筋コンクリート構造のパルコンは、地震が起きても建物の揺れが小さく、さらにゆがみや変形も少ないので、構造体であるコンクリートパネル相互間の目地シールが切れる危険性※1が極めて小さくなります。また、外壁仕上げ面は、タイル張りや吹付け、打放しデザイン等の仕上げ塗装が防水の役割も果たし、さらに、基礎の外周露出面には、ポリマーセメント系の被覆材を塗布して強力に保護します。これらの外装被膜が建物全体を覆うことによって、鉄筋コンクリート住宅のパルコンは、雨水の浸透だけでなく、中性化※2や凍害からも守られます。

  1. ※1.保証については、瑕疵保証の明細表をご確認下さい。
  2. ※2.中性化については、「劣化に強い」の中性化に関する項目をご確認ください。

▼基礎外周面被覆材の施工状況

基礎外周面被覆材の施工状況

▼外壁の動き・変形と目地シールの伸び縮みの関係

  • ▼外壁の動き・変形と目地シールの伸び縮みの関係
  • ▼外壁の動き・変形と目地シールの伸び縮みの関係

多様な水害に加えて土石流災害も、災害に強い鉄筋コンクリートの家パルコンは実績で強さを示します。

地球温暖化の影響による超大型台風、さらに局地的集中豪雨や都心のゲリラ豪雨、突然の鉄砲水や土石流など、今の日本では、以前では考えられなかった甚大な水害が発生しています。これからの日本の住宅では、起こりうる様々な水害を想定した万全の対策が必須となります。押し寄せる土石流にも耐え抜いた実績を持つ災害に強い鉄筋コンクリートの家パルコンは、日本の厳しい自然の猛威にも耐えられる住宅と言えます。

▼土石流にも耐えたパルコン (1985年長野県信濃町)

土石流にも耐えたパルコン (1985年長野県信濃町)
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